2016年07月23日

⑥地元食材をチェック@めいてつエムザ、四十万屋本舗、 NALXとうりき店、ほがらか村本店、どんたく西金沢店

閑話休題ではないですが、⑥では食べ歩きの合間に
見たり食べたりしたお店、デパ地下、スーパーでの様子をご報告します。

research1_160723_DSC_2251

まず事前に目をつけていたものの1つ、
「こんかいわし」。

research1_160723_DSC_2255

魚を糠漬けにしたもので、金沢というよりは石川県の郷土食。
割とどのスーパーにも売っており、アンチョビのような
パンチある塩味が美味しい一品です。

research1_160723_DSC_2256

思惑通りすぐに発見!

続いて、稲田さんが事前に目をつけていたもう1つは
加賀野菜の一つ”二塚からし菜”の塩漬け「てんば漬け」。

金沢出身の私ですが、「てんば漬け」は聞いたことがなく、
周りの地元っ子に聞いても誰も知らない。
郷土料理の文献には記述があるものの、人々の認知率といい、色々な漬物屋・

スーパーでの存在の無さといい、伝説的漬物と言っていいのかもしれません。

しかも古漬けにしたものを「てんばおくもじ」というらしく、
これまた不思議な呪文のようではないですか。

research1_160723_DSC_2344

老舗漬物屋さんの四十万屋本舗に行っても無く、

地元密着スーパーを巡ってもなく、
JAが運営するほがらか村に行っても、

てんば漬けを使ったおやきはあれど、ご本人は不在。
ほぼ諦めかけていた、その時!

research1_160723_DSC_2404

research1_160723_DSC_2402

発見!!!
しかも残り1つを捕獲!
メークドラマですね。一同、感動がありました。

これは「農業生産法人弥助さ」さんで生産されているそうで、

ウェブサイトでは通販も行っています。
無事手に入ることが判明した「てんば漬け」、
どういった料理になるのでしょうか?

さて、ここまでの「こんかいわし」も「てんば漬け」も、

郷土料理としてあまり身近でないものばっかり!とご不満の方もいるかもしれません。

満を持して、金沢郷土料理界のかませ犬(?)、「べろべろ」の登場です。

research1_160723_DSC_2397

これが「べろべろ」、別名えびす!
卵を散らした寒天で、ただ固めただけものや生姜入りのものや
だし入りのものなどご家庭によってバリエーションが違うよう。

どこのスーパーのお惣菜コーナーに行っても
十中八九存在している。
べろべろが好きと言っているのは50代以上が多い印象があって、

research1_160723_DSC_2379 research1_160723_DSC_2318

ほら、こんなにたくさんのえびす。

現状ここまで市民権がありつつも、子供はまず好きじゃないし、
苦手意識をもつ若者は多い。

若者のべろべろ離れが進んでいます。

いつかはてんば漬けのようになってしまうのか・・・
年を重ねれば分かる日が来るといった類の郷土料理なのか・・・

こちらも最終的に「TEI-EN」の一品として登場するのでしょうか?
ご期待ください!

稲田さんコメント

ひとつ暴言を吐きますが、日本は世界で最も「売ってる漬物がマズい国」だと思っています。アジア各国はもちろん、欧米も含めて、売ってる漬物がマズいなんて事はそうそう経験した事はありませんが、日本で美味しい漬物に出会える事は極めて稀だと思っています。
そんな事もあり、事前に金沢の郷土料理として知った「てんば漬け」への期待はとても大きいものでした。しかし!そのてんば漬けが実際は地元でこんなにも入手困難、というか誰も知らないレア食材だったとは!
海産物の塩蔵品もまた漬物同様日本中から美味しいものが消えつつあるジャンルだと思っているのですが、金沢はどこスーパーや土産物屋でも「こんか漬け」が大量陳列されている様を目にする事ができ、こちらに関しては「金沢頼もしいぞ」という喜びを感じる事ができました。
べろべろは、その水木妖怪のようなとぼけたネーミングといい地元スーパーでのぞんざいかつ根強い扱われ方といい、実際食べると全身の力が抜けてしまいそうなユルすぎる味わいといい、まさに「愛すべき郷土料理」であると感じました。このうまいマズいでは語りきれない魅力を、どう後世に残して行くべきなのでしょうね。

四井さんひとこと
金沢の一貫して優等生的なふるまいを更に褒めるでなく、
ほころびをみつけてそこをえぐり、
なんや優等生な君にもかわいいとこあるやん、
その素の表情すてきやん、ってゆいたいのがTEI-ENの主旨である。

そのためには飲食店だけではあかんご家庭にも潜入したいぞ
ということでスーパー巡りである。

マニュアル軽四の四井カードライブ。
まず金沢地元発チェーンのナルックスと能登発チェーンのどんたくを抑えて、
地元食材見る為にJA、アートグミご近所の近江町やエムザ地下にも行った。
時間があれば上記のスーパーほどの圧を感じない
マルエー、アルビス、ひまわりチェーン、大阪屋、
あえてのバロー、イオン、業務スーパー辺りも見たかったけど時間無し。

・こんか漬けの類いが多い。
・さわらにはサワラとカジキの二種類がいる。
・げんげやすいしでかい。
・昆布巻き的なこんぶ総菜が他地域より多いらしい。意外。
・べろべろ初めて食べた。味は甘い卵焼き。ぷるぷる。
・笹寿司的なものがよく売ってる。一部蛍光青の着色が気になる。
・車麩、とり野菜味噌、ビーバー、醤油、金沢カレーレトルト、スギヨを抑える。
・四十万屋でかぶらずしを買う。
・アイラップの市民権の得具合がすごいと説明するが専務信じてくれず。
・金沢と関係ないけど麦ふぁ〜を確認
・四井はてんば漬けを発見したことで今企画での役割を全うしたと思う。

スーパー巡りは日常的な趣味のひとつでもあり四井はとてもたのしかったです。

 

2016年07月23日 | Posted in Research 1 | | No Comments » 

関連記事