2016年07月12日

③茹で魚を探して@白山茶屋

お昼に2軒巡ってさすがにお腹が膨れたものの、
地元食材を物色(詳細は地元食材をチェック編にて)していたら
お腹が空いてきます。人間って不思議ですね。

次に狙うは、「茹で魚」。

金沢市民でもなかなか聞きなれない茹で魚。
内臓を取った小魚を塩ゆでにし酢で食べるというものらしく、
金沢に来る前の下調べで稲田さんが気になっていた料理の1つです。
茹で魚が手軽に頂けるとのことで、
都ホテル街地下にある「白山茶屋」に足を運びました。

都ホテル地下街に行ったことがない金沢市民も多いのではないでしょうか?
コロナロード然り、こちらも昭和が残る飲食店街です。

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まだまだ営業中!

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感じますか、この昭和の香り!

階段を下りてもダンジョンのように地下空間が広がり、
あれ、これ営業中のお店はもう無いんじゃないかと思わせる仕様です。
まあそんな事はなく、地下街奥に白山茶屋は今日も営業をしていました。
中はサラリーマンや常連さんでいっぱい!地下街の雰囲気のギャップに驚きです。

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とりあえずのビールともに、意気揚々と「茹で魚」と伝えたものの、
無念の欠品!
ああ、肩透かし。

何でも、茹で魚の季節はもうちょっと春先のよう。残念です。
我々には2軒目があるし、と気持ちを取り直し、
ぶり大根、ぬた酢の物、どじょうのから揚げ、おでん(フカシ、がんもどき、焼き豆腐)を注文です。

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ちゃんとお品書きには
「小魚の塩ゆで酢物 370円」と書いてあります!

 

ぶりは骨まで煮込んであり、ぬたも美味。
気取らないこの雰囲気は、確かにサラリーマンに支持される理由がわかります。
金沢おでんも関西風のあっさりとしたお味でおいしく頂きました。

 

さて、夜の2軒目は、金沢郷土料理が食べられる居酒屋といえば
まず名前が挙がるであろう「いたる 本店」です。続く!

稲田さんコメント

居酒屋というのは常にその街のためにあるのであり、その街の常連さんのためにあるのです。
スマホ片手に口コミサイトをガイドに食べ歩き、みたいな事が当たり前の現代でもそれはそうそう変わりません。
その街の住人でない事がくやしくなる居酒屋は良い居酒屋ですね。こちらもまさにそんな感じです。
金沢に訪れる前から最も気になっていたと言ってもいいご当地料理のひとつが「茹で魚」でした。
はっきり言って、寿司や刺身よりはるかにそそられる料理です。

しかし事前にいくら調べても、茹で魚をメニューに置いている店はなかなか見つかりませんでした。
こちらを訪れたのはその茹で魚が、メニューの片隅にひっそりと乗っているのを(スマホの口コミサイトで)知ったからです。
しかしこの日茹で魚は、売り切れたのか材料の入荷無しだったのか、ありませんでした。
お店の方いわく、明日あるとは限らないし、いつだったらある、という事もなんとも言えない、との事。
この街の住人でない事が悔しくなる、最後までそんな居酒屋でした。

四井さんひとこと
ぼくにとって初潜入の都ホテル地下ダンジョン、三人で仲良くクリアしました。
いや正確にはクリアというか通過というか、キーアイテム取り残したけどまあレベルアップはできたからよしみたいな。
また来るしかない!

専務が下調べしてきた「茹で魚」、結果的にこちらのお店では食べられなかった。
ほんとに売り切れちゃってたにしても、出ないから準備してなかったにしても、
茹で魚が食べられないってだけでこんな切ない思いをする客なんかそうそういないんだろうな。
そもそも同じ空間にいたお客さんの中に「茹で魚」を積極的に認識したひとがいたのか怪しいくらい、
「茹で魚」という字面は魅力も支持率もあきらかに微妙なあれですよね。
ぼくも実際にいただいた「ぬた」や「ブリ大根」はとてもおいしかったし、この年季の入った居酒屋らしい居酒屋にいた(多くはおそらく仕事帰りの)大人たちは、そうゆう信用に足る「できた魚料理」とのノンプレッシャーな関係をふつうに望み、安心を欲するものなんだろう。
けど、、言ってしまえば今回ぼく(ら)はもともとこのオフの空間へ安心などでなく冒険を求めてダンジョン入りしたのだ。。茹で魚に絞ってゆえば、あえて「できてなさそうな料理」からの対等で容赦のないプレッシャーに期待し、「まるで(料理というより)お魚の死体」が発してくる微妙な声を積極的に聴き取って近づき、自然素材加工の華麗さや素朴さとはまたちがう(いわば雑魚敵としての丸腰の振る舞いから生じる)必死さや愛らしさやせつなさのようなものを受け取ることで、ときめきを感じてみたかった。
(ほんとに酢だけの力で救われてたりするのか!みたいな見事さにも淡く期待しつつ、、さ)

まあ、つまり茹で魚食べたかった。

専務うえだD両名の伝わるレポート力に甘えて、協力者からはこのようなコメントを添えさせていただきますが、、これが何かのお役に立ちますように。。

2016年07月12日 | Posted in Research 1 | タグ: No Comments » 

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