2016年06月30日

金沢のくらし / marksearch

マークサーチは金沢市の山鬼文庫二階に滞在しています。二万五千冊の日本美術に関する本を収集している築100年の金沢町家です。2013年、橋本造園設計がデザイン、越島工務店が関わって傾いていた軒を持ちあげ、本を入れる場所の土台をやり直し、建築当時の天井と土間を復活させ2014年に美術史家森仁史の私設図書館山鬼文庫としてオープンしました。一階は図書館とカフェ、二階は100年前の面影のまま、展示場所として使用しています。

マークサーチの希望はこの建物の内部に滞在することでした。二階を彼らの部屋として使用してもらうことにしました。

山鬼文庫書架

山鬼文庫書架 photo: Ryohei Yanagihara

もともと日本の民芸について興味があった、マークサーチのスーさん、この蔵書の中からいち早く柳宗悦の本を見つけました。初版本、たくさんあるけど、読めないなあ。来日前に日本語を6か月かけて練習してきたんだけど、ほとんどすっぽ抜けてます、って苦笑い。昭和の本は装幀がきれいで大満足。明治から昭和にかけての日本美術が主流だから、彼らの興味に合わせて本を選択していけるはず。金沢の習慣や、伝承に興味がある彼ら。どんなテーマでリサーチをするのか、期待も高まります。まず基本的な生活を整えていくことに集中する最初の一週間。荷ほどきをして、布団や照明器具の準備、市役所での住民登録、銀行口座の開設、近所を廻り郵便局、スーパーマーケットや、ドラッグストアの場所を知ることから。息子のローリー君の小学校への転入手続きで、緊張の中校長先生とご挨拶、ランドセルは中森の甥が持っていたもの。黄色い帽子も似合うローリー君。これからたくさんの人たちとの交流がはじまります。

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市内小学校校舎と校長室にて

 

Suisei-Art 中森あかね

2016年06月30日 | Posted in Research 5 | | No Comments » 

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